6月11日(土)、カエルの声を聞く会を行いました(参加30名)。
7時すぎ、中川宗孝先生が、集まった皆さんに見てもらおうと、事前につかまえてきたカエルを見せてくれました。その中には清流にすむカジカガエルもいます。とてもきれいな声で鳴くカエルで、今年井手町の玉川で発見されました。![]()
◎お目当てはダルマガエル
そして本日のお目当て、ダルマガエル。京都府レッドデータの絶滅寸前種に指定されている、とても貴重なカエルで、中川先生いわく「特別天然記念物のオオサンショウウオより貴重なんだよ」。そのカエル、4年前の観察会を最後に見つかっていません。ところが昨年、城陽市内の別の場所で、中川先生が見つけました。今回、環境保護課の許可をもらって、そこで採集したものを見せてていただきました。![]()
トノサマガエルは鼻先からおしりまで1本の白いスジがあり、はん点もようがつながっていますが、ダルマガエルはスジがなく、はん点は1つ1つ別れています。体つきもダルマはその名の通り、ボテッとしています。ところが、最近、その中間のもようをしたカエル
が見つかるようになりました。2つの雑種かもしれません。数がへって相手が見つからなくなり、やむなく2つがまじり合ったのか、昔は繁殖期が違っていてまじり合うことがなかったのに、農業の方法が変わっため繁殖期が重なるようになったことが原因なのか、ナゾは深まるばかりです。![]()
表示 写真向かって右がオスのトノサマガエル。金色の体をしています![]()
◎アマガエル、今年は見つかったそうこうしているうちにあたりは暗くなりました。ライトをたよりに、タモを持って、カエルさがしにゴー![]()
ただし、せまいあぜ道は通行禁止で、タモを使うときも、イネのなえに当てないようにします。カエルの声が一段と聞こえるようになりました。ゲッゲッと大きな声、これはヌマガエル。ここでは一番たくさん見つかるカエルですが、数年前に比べると声がしなくなったなあという印象があります。するとすぐ近くで突然「ケリケリケリ」と、けたたましい声がしましたケリ(鳥)の声です。きっと人間が巣に近づいてきたので、「近よるな!」と警告をしているのでしょう![]()
田んぼには小さなエビのようなものがたくさん泳いでいます。ホウネンエビです。
カブトエビもいます![]()
1時間ちょっとカエルさがしをしたあと、集合してどんなのがとれたかを見ました。
やはり一番多かったのはヌマガエルです。これによくにたツチガエルは1匹も見つかりませんでした![]()
去年は見つからなかったアマガエルをつかまえ子もいました。そしてトノサマガエル。
中川先生が2匹を持って「金色をしているのはオスで、繁殖期になるとこんな色になるんだよ」、「アマガエルやカジカガエルは鳴くと
きはのどがふくらむけど、トノサマガエルはほっぺたが左右にふくらむよ」と言ったとたん、「クルルルル」とほっぺたをふくらませて鳴いたもんだから、みんな大喜びで、そのふくらんだほっぺたをさわろうとしました。そのほか、今年もタウナギが見つかりました![]()
◎確かあれはダルマガエルの声...
さてかんじんのダルマガエルですが、残念ながら今年も見つかりませんでした。しかし、私は、ダルマガエルらしき声を聞いたのです。低いグェルルルという声です。丹念に探したのですが、姿は見えませんでした。中川先生にそのことを報告したところ「探してみます」とのこと。来週の今ごろは「水主でダルマガエル再発見!」の一報が届くかも![]()
(久田)